第18回 WordPressでコンテンツの更新作業を円滑に行う!(第4回目)

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Webサイトをインターネット上に公開するということ

本来、インターネット上にWebサイトを公開することは、稼働しているWebサーバーにサイトのデータをコピー(アップロード)によって可能です。閲覧者の有無にかかわらず、インターネット上に存在している状態です。

ところが、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の誕生により、状況は一変します。そもそもCMSのデータ全体が、実はインターネット上に公開されています。具体的には、管理画面自体がインターネット上にあるので、サイトのURLアドレスに加えて、ユーザーIDとパスワードを知ってさえいれば、世界中のどこからでも管理画面に入って(ログインして)、サイトのデータを更新することができます。たいへん便利ですが、実は同時にリスクが伴う環境になっています。

さて、このCMSにより公開方法の選択肢が増えて、同時にその操作が簡単になりました。では、その方法にはどのような種類があるか、次に説明します。

WordPressで公開する設定には4種類ある!

代表的なCMSの一つであるWordPressには、個々のページ作成の画面に、以下の公開方法を選ぶメニューが装備されています。

(1) 一般公開
メニューで何も操作しないと、自動的にこの状態になります。

(2) パスワード保護
簡易的ですが、ページ閲覧にはパスワード入力が必要な設定にできます。このメニューにて、あらかじめ用意したパスワードを設置すれば、別途プログラム不要でアクセス制限が実現できます。遠隔地の支社間で、社員同志が正式公開前のページのチェックを行うときなどに重宝します。

(3) 非公開
WordPressでページを作成したにもかかわらず、何らかの事情で公開しない場合に、この非公開をオンにします。データを完全に削除しないで、一時的に見られないようにする場合に、この機能を用います。

(4) 未来の公開(予約)
通常の公開では、公開ボタンを押した瞬間に、インターネット上で誰からも見られる状態になります。ありがたいことに、WordPressにはタイマー機能がついていて公開の予約ができるようになりました。詳しくは、次の章にて解説します。

なお、ここまでに書いてきたことは、公開設定の選択肢です。一方、作成途中のページのデータを一時保存したり、正式公開前に公開状況をテストするメニューも、もちろん用意されています。

未来にページを公開する方法とは?

WordPressでは、個々のページ作成画面の公開設定メニューに、「すぐに公開する(編集)」の設定項目があります。この編集をクリックすると、どの日の何時何分に公開したいか入力する欄があります。あとは、公開ボタン(実際には公開予約)を押すだけで、設定は完了です。年も入れることができるので、来年以降のずっと先までも予約は可能となっています。

活用方法

未来のある時間に公開することは決めていても、その日時に自身で公開ボタンを押すことができないような場合には、公開予約機能は非常に便利です。

具体的には、例えば毎朝8時にメールマガジン(メルマガ)と連動した記事を、WordPressで公開を用意している場合が考えられます。誰しも、毎朝その時間に、パソコンに向かって作業ができるかどうか、確実なことはわかりません。

そうではなくて、一日のどの時間でも空いた時間に、あらかじめ記事を作成して公開予約をしておけばいいのです。あとは設定しておいた日時に、自動的に公開されるだけです。

予約は一つの記事だけではなく、複数の記事でできます。そのため、記事を作成するときに、まとめて数日分を用意しておくことも可能です。

■(見出し6)  まとめ
ここまでいかがでしたでしょうか。今回も含めて4回に分けて、WordPressで更新作業を円滑に行う方法について、解説してきました。なかには、目立たない機能のため知らないこともあったかと思います。ぜひふだんの業務で、活用していただきたいと思います。

今回取り上げた以外にも、WordPressには更新作業を円滑に行うための、多くの方法が用意されています。注意点として、いっぺんに取り入れるのではなく、WordPressのスキルのステップアップとともに、徐々に導入されてみてはいかがでしょうか。