第26回 ブランド毎にドメインを変えサイトを運営する

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ブランドについて

周知の言葉ですが、マーケティングの視点ではたいへんに重要で、そして難しい言葉です。

それというのも、いろいろなブランドというイメージに、ふだんの生活で当たり前のように接していて、あたかも自然に発生しているもののように感じています。ところがそうではなく、企業の経営活動なかでもマーケティングの結果によるものだからです。

ブランドの見た目は、単なるロゴマークなどの記号あるいはデザインですが、そこに込められた内容は計り知れません。あえて言えば、お客様と企業の共通認識です。製品・サービスの存在意義や価値観、利便性そして他の競合製品・サービスとの差別化情報が含まれています。

このようにブランドとは、自然に醸成されてできたものではなく、あくまで対象となるお客様を決めて、価格やサービス方法そしてコミュニケーション方法を探るものです。

ドメインについて

さて、今どきのお客様と企業とのコミュニケーション方法は、マスコミ媒体に加えて、インターネットを経由して行われることが多くなりました。その手段としては、おもにWebサイトとSNSです。

そのどちらを利用するにも、スマートフォンやパソコンなどから、対象となるホームページアドレスをクリックまたはリンクする必要があります。それがhttp://から始まる、ドメインといわれるものです。日本の企業の場合は、最後が.co.jpや.jpなどで終わります。

近年、そのドメインの取得状況が大きく変化しています。種類の増加と価格の低下です。例えば、お名前.comでは500種類以上、キャンペーン価格では年間数十円(通常でも年間数千円)で取得が可能となっています。以前は数種類のドメインで、毎年数万円の出費だったことが嘘のようです。(この現象自体が、マーケティング戦略と言えますが)

上記により、企業でもコストをさほど気にすることなく、多くのドメインを取得できる環境は整いました。

なぜブランド毎にドメインを変える必要があるか?

ところで、企業のサイトは最初からいきなり巨大サイトではなく、徐々にそのサイズを拡大してきました。まずは一つドメインを取得して、製品・サービスやサポート、企業情報ページなどをすべての情報を揃えました。

インターネットの利用範囲と可能性が広まるにつれて、ますますWebサイト自体の利用が増え、求められるサービスの質と量の充実が求められるようになりました。

そこで、ブランド毎にドメインを変える下地が出来上がります。では、そもそもなぜそうする必要があるのでしょうか。以下の4点が、その理由と考えています。

(理由1) ブランドイメージ確立のための専用の入口
(理由2) Webサイトへのアクセス数増のためのSEO対策の効果
(理由3) Webサイトを分けることにより、サポート体制と運用管理の簡略化
(理由4) Webサーバーのアクセスなどの負荷分散

WordPressを利用するメリット

このようにWebサイトに対する要求がますます高まってきた状況で、企業のWeb担当者は、どのように対応していったらいいのでしょうか。

遡れば、その解決のためにCMS(コンテンツマネジメントシステム)が開発されてきました。急先鋒がWordPressであることは言うまでもありませんが、その特徴のひとつに「マルチサイト」利用可能ということがあります。

以前の記事「ひとつのWordPressで複数のサイトとドメインで運営しよう!」でも紹介した通り、この機能により複数のドメインの利用が、飛躍的に簡素化されてきています。

これにより、ブランド毎にドメインを変える目標を、比較的容易に達成することができるようになりました。

まとめ

ここまでいかがでしたでしょうか。ブランドとドメインの関係が重要とお解りいただけたかと思います。これからも、企業のコミュニケーション方法は模索が続いていきますが、その中でもブランドイメージの維持運営は肝要です。その実現手段として求められている機能を、今後もWordPressが担って、進化していくものと予測しています。