第39回 ページを複製するメリットとその方法!

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似たようなページを作成する場合とは?

以下の3つのケースが考えられます。

(ケース1)  類似の文章を使用する場合
・シリーズものの商品やサービスの説明文章
・類似のイベントの開催概要
・販売方法などの基本ルール説明文

(ケース2)  類似または共通の画像を使用する場合
・サイズの異なる商品販売ページ
・インパクトのあるメインビジュアル
・Webサイト共通のイメージ画像

(ケース3)  共通のレイアウトを使用する場合
・グループ会社の会社概要ページに使用する、共通のひな形
・ページ全体を翻訳して、別ページとして独立
・社内の各支店の所在地(住所・地図)ページ

ページを複製するメリットとは?

プログラム(テンプレート)で制御して自動化する方法もありますが、敷居が高いため、最初からおすすめできません。むしろオーソドックスですが、ページを複製して再利用するテクニックを検討してみてはいかがでしょうか。その理由は、以下の通りです。

(理由1)  簡単で作業時間短縮
ふだん操作するコピーアンドペーストの感覚で、複製するだけ

(理由2)  データを安心して取り扱うことができる
すでにチェッし、確定したページを複製するために、最小限の手直しで済む

手始めにWordPressで複写する方法と注意点!

まずは、WordPressの記事の編集画面で「テキスト」モードにある文章とプログラムを、そのまま別の記事に複写する方法があります。これだけでも、ページ作成業務を正確に、そして楽に行うことができます。

ただ、それだけでは不十分です。それは、WordPressの記事編集画面のある各種の設定内容も、手動で複写する必要があるからです。もし複写に漏れがあると、最終的にはレイアウトが崩れて、きれいにページを表示することができないなどのトラブルが発生します。

ページ複製も、プラグインで解決できる!

上記のトラブルは、投稿記事や固定ページを丸ごと複製できれば、解決できるはずです。ところが、残念ながらWordPressの初期状態には、一度作成した投稿記事や固定ページをそのまま複製する機能はありません。

そこで、ここでもWordPressの専用プラグインを活用します。今回は、比較的多く利用されているDuplicate Postというプラグインを紹介します。優れていることは、ボタンひとつで、一瞬にして、全く同じページを生み出すことができることです。

もちろんインストールも基本的な利用方法も、とても簡単です。大まかな作業手順は、以下の通りです。

1. 投稿記事や固定ページの一覧ページで、複製したい記事を探す
2. タイトルの下に表示されているメニューから、「複製」の文字をクリックする
3. 記事が複製される
4. 一覧ページで、複製された記事のタイトルを探す
5. 複製された記事を編集して、必要な部分のみ手直しし、保存する
6. 公開ボタンをクリックする

なお、複製はひとつだけに限定されているわけではありません。必要なページ数をどんどん作成することができます。複製された記事が複数の場合には、違いがわかるように自動的に明示されます。

複製はここに注意!

これはWordPressの問題ではなく、作業をする人に関することです。複製が手軽すぎるため、新たな注意点が出てきました。それは、複製後の手直しに漏れのないように細心の注意をすることです。

あたり前のことですが、意外と難しいのが現実です。なぜなら複製されるものが、見た目にすぐにわかる文字や画像ばかりではないからです。下記もそのまま複写されます。

・データベースから引用されるデータ(例として販売価格)
・ページの見栄えをコントロールしているプログラム

これらのチェックを見落とし、調整を怠ると、不正確なページの公開につながります。極端に言えば、信用を落とすだけでなく、賠償などの損害につながることさえあります。

まとめ

ここまでいかがでしたでしょうか。投稿記事や固定ページの作業効率を格段に向上させる手法を、今回は紹介しました。それと同時に、留意すべきこともまとめました。注意しつつ積極的に複製を取り入れて、Webサイトを効果的に構築していただきたいと考えています。