ホームページへの期待が大きすぎるかも

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「見積もりは高くてもいいけど、その金額の100倍稼げるものじゃないと承認できないよ」という人がいた。これは冗談で言っているのかと思ったが、そうではないようだ。
このとき気付いたのだが、まだまだ「ホームページはつくるだけで儲かる」と思っている人が多いのだなと分かった。
それこそ僕がホームページ制作をはじめた10年前は、そういう人がいてもおかしくなかった時代だった。それだけインターネットの将来にみんなが希望をいだいていたし、まだ未知数の部分も多く、町内のくじ引きのような確率で大成功を収めることができる。当時、名前の知れていたホームページは今ではどこも大企業になっている。
ITバブルの崩壊があってから、そのような考え方は古いものだと認識されるようになった。業界内だけでなく、一般にもその考えは広がっていった。
でも冒頭の言葉で、案外変わってないんだなと感じた。
他のジャンル、例えば新聞広告や雑誌広告の場合だと100倍なんていう数字は出てこないはずだ。一般的には3倍程度を目安にプランニングされる。
このような誤った目標の設定の仕方は、ホームページへの過信を生み、ホームページ運営に支障をきたす。「ホームページがあれば売り上げが上がる」というものである。「そりゃ100倍が可能なんだから多少失敗しても10倍くらいにはなるだろう」という考えでいると、投資したお金も戻ってこない。
既にインターネットは競合他社でいっぱいで、神の見えざる手は働いている。