エンハンストキャンペーンとは

    Posted in: アクセス向上委員会

エンハンストキャンペーンとは

GoogleAdWordsでは、7月22日からエンハンストキャンペーンを始めました。
と言っても、それが何か分かっている方はそれほど多くないと思いますので、
今回はエンハンストキャンペーンについてお伝えします。

Googleではこれまでもマルチスクリーンに対応すべく、
パソコンやスマートフォン、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)など
デバイスを識別してサービスを提供してきました。
特にAdWordsでは、広告フォーマットとしてのモバイル広告や、
ターゲット設定としてのモバイルデバイスを選択することができます。

ただし、広告主側での明示的な選択が必要になることや、
デバイスのもつスクリーンについての垣根がほとんどなくなってきていることなどから、
現状に即した機能ではないのではないかと考える人たちも出てきました。
このため、エンハンスドキャンペーンでは
キャンペーンごとにあらためてデバイスを選択してゆくのではなく、
一つのキャンペーンでマルチスクリーン環境に対応できることを目指しています。

具体的には、タブレットとパソコンは一つにまとまっており、
掲載対象ごとにキャンペーンを作成する必要がなくなります。

つまり、それぞれに細かい設定をする必要がなくなりますので、
管理するキャンペーンの数を減らして手間を省けること、
新たな設定機能の導入により、
より確実に広告を掲載することができるようになります。

これによって、キャンペーン管理や設定にかかる時間を節約でき、
かつ、コンバージョンにつながりそうなお客様には
積極的に広告を掲載して行こうという試みです。
柱としては3つありますので、それぞれ見てゆきましょう。

1)1つのキャンペーン内で入札単価を調整
緑色の「キャンペーン」タブ→「設定」をクリックし、
実行中のキャンペーンを選択します。
キャンペーンの設定が表示され、デフォルトでは
エンハンストキャンペーンに移行しているはずです。
これまで設定できた項目が大幅に省略され、デバイスについては細かく
(パソコン、フルブラウザの携帯端末(いわゆるスマホ)フルブラウザのタブレット)
設定できるようになったことが分かります。
スマホに対してのみ、入札単価はPCを基準にどの程度の割合にするか設定します。
残念ながら、PCとタブレットは同じくくりになっており、変更はできません。

2)お客様の状況に合わせた広告表示
緑色の「キャンペーン」タブ→「広告」をクリックし、
実行中の広告グループを選択します。
「編集」を行うと注意事項が表示され、その先へ進むと遷移先URLの下に
「モバイル」のチェックボックスが表示されます。
チェックを入れることで当該広告キャンペーンは、
スマホに対して優先的に表示されるようになります。
また、特定の時間帯に配信設定することも可能です。
緑色の「キャンペーン」タブ→「設定」をクリックし、
実行中のキャンペーンを選択します。
キャンペーンの設定が表示され、画面の下部に「広告表示オプション」と表示が出ます。
もしこの表示が出ない場合、画面上部にある「全般」の「タイプ」で「編集」をクリックし、
「すべての機能」が選択されているか確認しましょう。
「標準」タイプですと、この機能がお使いいただけません。

3)掲載結果を確認するレポート機能
いくつか新しい機能が追加されましたが、特筆すべきはサイトリンク
(メインとなる広告リンクの下に、個別のリンクを設定する機能のこと)
に関する部分です。
これまでサイトリンクはすべて一つと見なされていましたが、
キャンペーンや広告グループごとに個別に管理することができるようになりました。
これまで検索ネットワークを中心にしてきましたが、もちろんディスプレイネットワーク
(Googleの広告を表示できるサイトやアプリのこと)でも同様です。
マルチスクリーン向けに、デバイスや配信時期などを細かく設定することができますし、
お客様の動向を自動的に判断して、入札単価を自動的に変化させることもできます。
この点については、次回に回しますが、入札単価を自動調整できるようになりましたので、
過去のコンバージョン履歴を基に、コンバージョン機会を最大化したり、
コンバージョン数の増加を狙ったりするツールができました。
一部は半自動化ですが、そもそもそんなことを
Googleが判断してしまうことの方が驚きですね。

それでは実際にこのエンハンストキャンペーンを使いこなすには、
どのようにすれば良いのでしょうか?キーワードは「スマホ(モバイル)対応」です。
PCやタブレットを使って検索するお客様だけでなく、
スマホを使って外出先から利用するお客様に対して、
実店舗の営業時間内や所在地のご近所検索に、
よりリーチができるようになりますので、
検索結果を元にリアルな来店に結びつけられます。

GoogleではExpressというGoogleMapと連動した広告配信も行っていますが、
ネットの世界だけでなくリアルな店舗への結びつきができれば、
ビジネスチャンスは確実に広がるはずです。