アドバンスセグメント

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アドバンスセグメント

Google Analyticsは機能が多く実際に使い始めると、
表示されるデータ量の多さに圧倒されてしまいます。
あまりにも多いため、どこをどう見れば良いのか初心者には敷居が高くなってしまい、
使いこなせていないケースが散見されます。

ただし、プロと呼ばれる人たちもすべての機能を使っているわけでありませんし、
すべてのデータを隅々まで見ているわけでもありません。
いわゆる勘所となる数値だけを追っている場合が多いのですが、
その際に使っているのがアドバンスセグメント機能です。
これまでにも何度か用語として出てきましたので、
今回はそのアドバンスセグメントについてお伝えしましょう。

アドバンスセグメントとは簡単に言えば、
エクセルにおけるフィルタ機能です。
Analyticsで表示できるデータの海から、必要な項目を元に抽出し、
わかりやすく表示する時に使います。
リアルな店舗と違ってお客様の顔や行動が直接見えませんので、
アクセス解析ではお客様を分類し、
その動向をそれぞれ把握して行くことがとても重要です。

それでは一つ一つ見て行きましょう。
ちなみにアドバンスセグメントで何が設定されているかは、
タブの下に表示されます。

1)すべての訪問
何か設定したあと、元に戻す場合に使います。
このため、何も設定していない場合と同じ結果となります。

2) 新規訪問
初めてサイトを訪れたお客様を抽出します。
初めてという基点は、Analyticsを導入した日となります。
実はこの「初めて」をカウントするのはかなり難しく、
あまり正確な数値にはなりません。
母数が多ければおおむね近くなりますが、少ない場合は要注意です。
と言うのも、同じユーザーであっても、クッキーを削除していたり、
アクセスに使うブラウザが異なっていたり、
あるいはパソコンではなくタブレットで訪問したりすると、
初めてと認識してしまうケースが多いのです。

3) リピート訪問
該当期間内に2回以上訪問したことのあるお客様です。
新規訪問者のセグメントと動向を比較すると、
いろいろなことが分かってきます。

4) 有料の検索トラフィック
Adwordsによるリスティング広告などの、
有料検索連動型広告からやってきたお客様です。
この設定を有効にするためには、
AnalyticsとAdWordsなどをリンクさせて、
かつ有料のキャンペーンを実施している必要があります。

5) 無料の検索トラフィック
いわゆるオーガニック検索で訪問したお客様です。
AnalyticsとAdWordsをリンクしていても有料のキャンペーンが
実施されていない場合は、すべてこちらの無料にカウントされます。

6) 検索トラフィック
前述の5)と6)を合算した数値です。

7) ノーリファラー
お気に入りやURLの直接入力、
メルマガの文中リンクなどを経由して訪問したお客様です。

8) 参照トラフィック
検索エンジン以外でどのサイトから訪問したかが分かります。
サテライトサイトなどを持っていると、
その占率が高くなります。
参照URLをクリックすると、
該当のページをポップアップウインドウで表示できます。

9) コンバージョンが達成された訪問
サイトに設定したコンバージョンが達成されたお客様を抽出します。
この設定を有効にするには、事前にコンバージョンを設定しておく必要があります。

10) トランザクションの発生した訪問
主にeコマースサイトで購入が行われた件数です。
標準レポートで、
「コンバージョン」→「eコマース」→「トランザクション」から選択します。
eコマースサイト以外であれば、
トランザクションをコンバージョンと読み替えていただいてもかまいません。
この設定を有効にするには、eコマーストラッキングを設定する必要があります。

11) モバイル トラフィック
いわゆるスマートフォンと旧来の携帯電話
(フィーチャーフォン)を利用したお客様の数を指します。
標準レポートで、「ユーザー」→「モバイル」→「デバイス」を選択すると、
機種名がリスト化されます。

12) タブレットのトラフィック
モバイルトラフィックのうち、タブレットのみを設定する場合に使います。

13) モバイルとタブレットのトラフィック
モバイルトラフィックとタブレットのトラフィックを合計した数値です。
標準レポートで、「ユーザー」→「モバイル」→「サマリー」を選択すると、
desktop、mobile、tabletの3種類がデバイスカテゴリとして表示されます。

14) タブレットと PC のトラフィック
表現が難しいのですが、モバイル以外の合計数値となります。
PCと言ってもdesktopとノートは違いますが、
さすがにアクセス解析でその違いを吸収することは難しいですね。

15) 直帰以外の訪問
複数ページを見てくれたお客様を抽出する場合に使います。
訪問別のページ数をカウントする際に、直帰したお客様を入れてしまうと
分析結果に偏りが出てしまいますので、注意しましょう。

16)カスタムセグメント
これまで設定してきた以外に、ご自身で抽出したい条件を設定します。
一つだけではなく複数の項目を設定できますので、
うまく組み合わせてご自身のセグメントを作ってみましょう。