ホームページ制作料金の決まり方

2009年11月30日

ホームページの制作料金は、業界にいる人間以外はその決まり方が理解できにくいものだと思います。中身ほどではない高額なサービスを選んでいる方がたくさんいるのを考えると、内容や見積もりではなく、会社のブランド力や営業マンの人柄で選んでいるのではないかと思う様なこともあります。

ホームページ制作は労働集約型のサービスですので、どの会社も人月計算が基本になっています。各スタッフもしくは、業種(デザイナー、プログラマーなど)別に1時間あたりの単価を決めて、制作に必要な時間を倍数として掛けています。価格表を用意している会社もありますが、この人月計算を元にサービス毎の価格に落とし込んでいます。

当然、優秀な人材ほど時間単価は高くなります。企業規模が大きくなるほど給与も高いはずですので、時間単価は10,000円〜5,000円位の幅があります。

しかし、ホームページ制作料金をややこしくしているのは、上記のことが分からないからではありません。この業界は特に外部委託が多い業種です。外部委託とはお客様から受託した仕事を自社以外の会社に発注することです。ホームページ制作は業務が多様なため、それは避けられないことだと思います。プログラマー、デザイナー、ライター、イラストレーター、ディレクター、カメラマン、その他技術毎に知識のあるスタッフを揃えて、さらにその技術力を高く維持していくのは容易ではありません。
しかし中には中堅、大手と呼ばれるような会社が個人のクリエイターに丸投げしているケースも多くあります。そのような事例が少なくないのが、品質と価格が比例していかない理由だと思っています。

経営理念「本物を創り続ける」

2009年11月12日

サスケデザインは経営理念として全従業員が明確なビジョンを持った仕事をしています。全ての従業員に経営理念を実践してもらうためには、覚え易く具体的な経営理念が必要でした。

経営理念の中の「本物を創る」という部分には創業時の想いが込められています。フリーのWebデザイナーとして活躍していた頃「今以上に良いものを創りたいとい」という気持ちが常にありました。しかしひとりでは限界があります。仲間を増やし信用を得て、質の高いプロジェクトを実行できるようになるために法人化を選びました。

経営理念の中の「続ける」という言葉にも理由があります。クリエイターは時間の制約や金銭面の制約を受けながら多くの選択をしています。初心を忘れて妥協したくなる人もいます。しかしクリエイターにとっては日常でも、お客様にとってはただ1度の機会です。続けるということはそれだけ重要なことです。

経営理念は弊社のロゴマークにも表現されています。ロゴのキャラクターは魂をモチーフにしています。クリエイター魂を忘れないために常に目のつくロゴマークにしています。

妥協しないモノづくりは全てのクリエイターにとっての理想です。しかしビジネスとしてモノづくりを選んだ場合、理想を求めることは、簡単ではありません。良いモノを創れる環境がなければ「本物を創り続ける」ことはできません。サスケデザインはより一層の経営理念追求に努めていきます。

やってはいけない3つの勤務態度

2009年11月12日

採用の際には、向上心が高い人を採用の基準として一番重要にとらえています。うちの会社に入ってきた人で、学びたいから、上達したいからという言葉を言わなかった人はいません。

入社当初にそのような気持ちで入ってきたにも関わらず、自主的に勉強をしない人も中にはいます。週末は遊んで、勤務中はクライアントの仕事をしているだけでは、間違いなく上達しません。経験のないことをお客様の仕事で試しにやってみるなんてことはできないからです。自信のある仕事しかお客様に提供できません。

僕は普段怒りません。たまにイラっとはします。イラッとする主な原因は以下の3つに集約されます。それ以外のことはありません。売り上げが上がらなかったとか結果でとやかくいうことはありません。

1)勉強を怠っている
2)手を抜いた仕事をしている
3)段取りが悪い

勉強を怠っているについては、上記のとおりです。手を抜いた仕事をしているとすぐに分かります。うちの仕事の成果は細部に現れます。最後の1%で手を抜くとボツにするしかない仕事しか出てきません。また段取りも努力のひとつです。効率よく仕事をするためには、勉強をしなくてはいけないし、改善ど実行を繰り返さなくてはいけません。つまりどれだけ真剣に仕事をしているかということが現れてきます。

納品後のサポート

2009年11月09日

「納品後の維持管理費はいくらになりますか?」とお客様から聞かれることが多い。うちの会社では維持管理費に相当するようなものは一切いただいてません。しかしうちのようなサービスで維持管理費をもらってないところは意外に少ないようで、個人はさておき、企業規模でサポート費無償というのは珍しいらしい。

だからと言ってサポートをしない訳ではなく、どちらかと言えば一生懸命やってるほうだと思う。これは企業文化だと言っても良いくらいだと思うが、技術的な質問でも運営上の質問でもパソコンのトラブルでも結構親身になって解答している。もちろん無償なので社長の立場としては、ちょっと落ち着かない気持ちになったりもするが、結局はそういうサポートのおかげで末永くお客様と繋がっていけるというのは、この不況時においてはとてもありがたく感じる。

毎月15,000円とか30,000円とか維持費をいただいたとして、2年間では36万円〜72万円になる。うちのホームページ制作は平均的なお客様単価が35万円程度なので、構築費が無料だったとしても、うちのほうが絶対安い。う〜ん、これはサービスの提供方法を間違えたか?

制作会社のプライド

2009年11月08日

うちの会社は全て社内で制作するホームページ制作会社である。だから受けられる仕事と受けられない仕事があるし、受けられる仕事にもボリュームの限界がある。しかしそれは当然のことだと思っている。何でも受注してしまって中途半端なものを納品するより、自信のある仕事をしてお客様だけでなく自分たちも満足できるものを納品したい。

業界内を見ていると、ホームページ制作会社や広告代理店だけでなく業務の片手間でホームページ制作を受注している会社も多い。そんな中で制作を中心に行っている会社は、下請け的な扱いになってしまうのですが、プライドを持って仕事をできるようにしたい。そんな意味を込めて会社のロゴマークは魂にしてある。クリエイターとしての魂を失わないことが重要である。

発注者側に経験豊富なディレクターが存在することは多くないので、実質的にはうちの会社が開発をリードしていくことになります。中には話を右から左へもっていくだけの代理店もいますが、こういう社会システムはエンドユーザーにとっても制作会社にとってもメリットがあると最近感じるようになりました。2次下請けや3次下請けといった構造はちょっとどうかな?と思います。

制作会社にもいろいろあって、主には企業規模やクライアントのターゲット別になります。小さい企業が大きい仕事をやろうとしても無理があるし、大きい会社が小さい仕事をやろうとしても十分な費用対効果がある仕事はできません。会社をはじめた頃は分かりませんでしたが、大きな仕事だからといって飛び跳ねて喜んでいると長期的な視点では大切なものを失います。

うちの会社の理念は、「本物を創り続ける」です。まず本物でなくてはいけません。100点かどうかの判別はできませんが、少なくとも自分が「ここまででいいや」と妥協したものは納品してはいけないと思います。もちろん時間に限りはありますが、その中で最高のもの、もっと言えば過去に同じようなものをつくってきたならその中で最高のものを生み出してこそ、仕事だと思います。成長できないクリエイターはそこが足りないのだと思います。

そして続けること、クリエイターは労働者です。人の上に立つことはあまりありません。そんな中でも自分の仕事に誇りを持つ事は重要です。プライドを無くすための環境はととのっています。気を抜くと妥協の仕事が簡単にできます。でもそれでは自分を欺くことになります。ジワリジワリ自分が失われていき「なんのために仕事をしているのだろう」という疑問がわきます。そうなる前に誇りを持つ事です。さきほども言いましたが、そのためにロゴマークはクリエイターの魂にしてあります。

強みであり弱みでもあるのですが、クリエイターは仕事が好きです。仕事を仕事と思っているようでは素質がありません。だから何でも安請け合いしてしまうという弱みを持ち合わせています。
これから育ってくる社員にはこういうことを認識しておいてもらいたい。

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